オフィス空間の専業メーカー、株式会社ナイキです。

ソリューション SOLUTION

その日の前に 防災オフィス

NAIKI 製品の取り組み

耐震試験装置などで得たデータを設計にフィードバック。
常に地震対策を追求した家具を防災オフィスづくりで提案しています。

彦根工場では耐震試験装置を導入し、さまざまな家具や地震対策金具などの機能性をテスト。「転倒防止」「落下防止」「移動防止」の3点をテーマに掲げ、防災オフィスづくりに役立つ家具を開発・製造しています。また、地震時の落下物を想定し、天板を含めたデスクの強度試験も実施。デスク下が緊急時の避難場所となるように、強度に優れた製品づくりを行っています。

耐震試験「エクセレントシリーズWX 地震対策キャッチ」

揺れを感知するとキャッチがかかり扉が開くことを防ぎます。

各部屋ごとの対策

部屋ごとにしっかり地震・災害対策!
これが、ナイキの「防災オフィス」。

オフィスには、執務室、社長室、応接室、倉庫・書庫室、会議室、更衣室など、さまざまな空間があります。それぞれにコーディネイトされる家具類が違えば、地震・災害に備えた事前対策が異なるのも当然のこと。ナイキなら各部屋に応じた充実の対策を行うことができます。

1.執務室
2.会議室
3.役員室・応接室
4.更衣室
5.倉庫・書庫室

対策事例(納入事例)

大阪建築防災センター様の執務室を、
地震対策オフィスの模範となる空間に。

ご提案

大阪府内における建築災害を未然に防止するために、建築防災及び市街地の防災対策、さらには耐震関連業務などを推進されている一般財団法人 大阪建築防災センター様。ナイキが、これまでに手がけてきた防災オフィスづくりにおける数々の提案・実績が大阪建築防災センター様から高い評価を得て、「私たちの執務室を“地震対策オフィス”にするために、ぜひナイキにお願いしたい」との依頼をいただきました。 そこで、ナイキではスタッフの方々に対してヒアリングを重ねた上で、センター内を徹底的に調査し、地震対策のモデル例を兼ねたオフィスとなるプランをご提案。デスク、収納はもちろんのこと、複合機、PCのモニターやキーボードなど細やかなところまで、万一の際の被害を最小限に防げるように対策を施しました。

執務室実例写真1

ここに注目!ナイキのこだわり

執務室こだわり写真1

デスクトップPCの転倒・落下はスタッフの方々に危害を与えるだけでなく、事業再開時の障害にもなります。そこで、机上のディスプレイは「薄型モニターストッパー」、パソコン本体は「リンクストッパー」で固定し、キーボードには「移動防止マット」を採用しました。

執務室こだわり写真2

地震発生時、一時的に身を守るために潜り込むデスクやカウンターなどが、大きな揺れによって動いてしまってはかえって危険です。そこでデスクとカウンターは「固定金具」を用いて、床面にしっかりとビス留め。床が持ち上がる可能性があるOAフロアの場合は、直接床スラブへと固定しました。

執務室こだわり写真3

ラックが転倒すると大ケガの原因になると同時に、避難経路を塞いでしまう可能性もあります。そこでラックを向かい合わせで設置している場合は、上部を「転倒防止連結バー」で連結。さらに地震時に書類などが崩れ落ちないように前面には「落下防止ベルト」、側面には「落下防止バー」と「サイドパネル」を設置しました。

執務室こだわり写真4

ラックが転倒すると大ケガの原因になると同時に、避難経路を塞いでしまう可能性もあります。そこでラックを向かい合わせで設置している場合は、上部を「転倒防止連結バー」で連結。さらに地震時に書類などが崩れ落ちないように前面には「落下防止ベルト」、側面には「落下防止バー」と「サイドパネル」を設置しました。

防災カタログ

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その日のまえに。「防災オフィス」

徹底した事前対策で地震に強い“100人オフィス”に!ナイキには地震と向き合う、知恵と工夫と技術があります。東日本大震災において、私たちは地震がもたらす被害の大きさを思い知らされました。そして今なお、日本のほとんどの地域では、いつ震度5以上の地震が起きてもおかしくない状況です。その日のまえに、私たちができることは何か。これまで現代のオフィスの約9割を占める100人規模のオフィスに向けて、製品からサービスまでトータルにお届けしてきたナイキだからこそできる、知恵と工夫と技術がつまった事前対策をこの一冊でご紹介します。