防災オフィスマニュアル ver2022
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WWWWWWWWWWWWW▲レイアウト改修を行わない場合▲レイアウト改修を行う場合    同向型+サイドパネル背面対向型+サイドパネルベンチデスク異形天板デスク出社率を変えない場合の対策として仕切りを用いた飛沫対策があります。仕切りの高さは机上から約45cmの 高さが望ましいとされています。 (ナイキでは60cmを推奨)デスクの向きを工夫して、なるべく対面を避けたレイアウトです。デスクパネルによってプライバシーが保たれ、業務に集中しやすくなります。スペースには十分なゆとりが必要です。デスクの向きを工夫して、なるべく対面を避けたレイアウトです。人の目が気にならず、集中を保ちやすくなります。壁に添わせて配置すると、背面の 動線を広く使用できます。従来の一般的な島型のレイアウトでは、 左右の人との距離が1.2m 向かいの人との距離が1.4m と、 十分な距離を確保することができません。 コミュニケーションは取りやすいですが、 飛沫対策には不向きなことがわかります。※ 一人当たりW120cmD70cmのデスクを 想定しています。※ 図の円は、厚生労働省で推奨されている 人と人との距離 2mを示しています。ソーシャルディスタンス1. 仕切りを設置する1. デスクの向きを変更する60cm2. 出社率を下げて距離をとる席をあけて座ることでソーシャルディスタンスをとる方法です。出社率を下げるためにテレワークや 時差出勤などを行う必要があります。 (図は出社率50%)2. 什器を変更する足元が開放的なベンチデスクでは、ワーカーの着座位置を柔軟に設定できます。十分な距離を取りながら効率よく 社員が着座できます。異形天板のデスクは対面の人とも距離がとりやすく、在籍率の高いオフィスでも、ソーシャルディスタンスが確保しやすくなっています。スペースに余裕があるオフィスにおすすめです。半径1m240cm08【従来の一般的なオフィスレイアウト】ニューノーマルにおけるレイアウトのポイントレイアウト面でも見直しをすることが大切です。ソーシャルディスタンスを確保したデスクのレイアウトが物理的な感染対策に繋がります。具体的にどのようにすればいいか、レイアウト改修の有無を踏まえて見ていきましょう。 2m 以上

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