防災オフィスマニュアル ver2022
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震 度0人は揺れを感じない。震 度5弱• 大半の人が恐怖を覚え、 物につかまりたいと感じる。• 棚にある本が落ちることがある。• 固定していない家具類が移動することがあり、 不安定なものは倒れることがある。震 度1オフィスで静かにしている人の中には揺れをわずかに感じる人がいる。震 度5強• 物につかまらないと歩くことが 難しい。• 棚にある本で落ちるものが 多くなる。• 固定しない家具類が倒れることがある。震 度3オフィスにいる人のほとんどが 揺れを感じる。震 度6強• はわないと動くことができない。 飛ばされることもある。• 固定していない家具類のほとんど が移動し、倒れるものが多くなる。• 大きな地割れが生じることが ある。参考:国土交通省 気象庁 震度と揺れ等の状況(概要)震 度4• ほとんどの人が驚く。• 天井からの吊り下げ物は大きく 揺れる。• 座りの悪い置物は倒れることが ある。震 度7耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では、倒れるものが多くなる。参考: 地震調査研究推進本部 地震調査委員会 全国地震動予測地図2010年版 解説編震 度2オフィスで静かにしている人の 大半が揺れを感じる。震 度6弱• 立っていることが困難になる。• 固定していない家具類の大半が 移動し、倒れるものもある。 ドアが開かなくなることがある。• 窓ガラスが破損、落下することがある。 04「天災は忘れたころにやってくる」の言葉通り、⾃然災害はいつか必ず起こります。ここでは「地震と感染対策」について理解を深め、対策を行うことでリスクの低減を目指していきましょう。震度6弱で人は立っていられなくなり、震度6強ではほとんどの家具類が移動し、倒れるものも多くなります。地震大国 ⽇本地球の表面は十数枚のプレート(岩盤)で覆われ、各プレートは少しずつ移動しています。日本は4つのプレートがぶつかり合う場所に位置するため、世界有数の地震国といわれています。震度7クラスの巨大地震への備えは、私たちにとって 避けられない大きな課題。「地震と想定外の地震災害」について考え、しっかりと地震対策を行っておくことこそが防災につながります。震度と揺れによる状況(概要)Part1 | 地震についてもしものために、備えあれば憂いなしBCPについて考えましょう。

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