6割ほど減らすことがCROSS TALK0209書類保管庫倉庫野村:新オフィスに移転されるまで約1年でしたが、大変だったのはやはり…。柳田様:収納スペースの問題ですね。紙で保存されていた共有の資料を削減するのはもちろん大変でしたが、特に個々人の資料です。新しいオフィスでは個人別のパーソナルロッカーを設けていますが、当時あった脇机に比べれば収納量は半分ほど。従業員に「移転までに個人の荷物を半分にするよ」と言ってもイメージしづらいのです。そこでナイキさんに採用予定の什器をお借りして「個人の荷物はこのロッカーに入れます」と具体的に示したのですが、「これでは入りませんよ」とみんな困惑していました。特に長く在籍している社員とか、それこそ福田さんのように総務の業務だといろんな荷物があるんですよね。これまでの思い出が詰まった、捨てるに捨てられないものもいっぱいある(笑)。福田様:思い出の品は特になかったですけど(笑)、「これ捨てていいのかしら?」と思うものはたくさんありました。柳田様:作業着が必要な人には別のロッカーがありますが、私自身も含めて基本的にパーソナルロッカーは一つだけです。極端な話、「半分は処分してほしい」と言いましたけど、工夫してくれて結果的に6割ほど減らしてくれました。結局のところ個人で持っていなければいけないと思い込んでいた資料がけっこうあったんです。その分、ゴミの処理が大変でしたが。産業それだけデジタル化が進んだということですね株式会社ナイキ野村桃香資料は結果的に株式会社荏原製作所柳田弘一様できましたデジタル化を促進させることで紙の資料は30%まで減少できる
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