福祉関連用語説明高齢者福祉に関する主な専門用語をご紹介します。アクティビティ・サービス高齢者の日常生活において心身を活性化するための、音楽活動、絵画、書道、演劇など、さまざまな活動を提供するサービスです。介護保険法加齢に伴って身体の機能の衰え、日常生活に支障が生じた人に、その能力に応じた介護サービスを支給する社会保険制度。平成12年4月より実施。ゴールドプラン平成元年に国が打ち出した、高齢者福祉の充実をめざす計画のことです。予定より早く目標を達成しましたが、高齢化の進展の速さから目標を見直して「新ゴールドプラン」に引き継ぐこととなりました。ゴールドプラン21「新ゴールドプラン」と「エンゼルプラン（子育て支援策）」を引き継ぎ、平成12年に実施された国の5カ年計画です。介護サービスの基盤整備と生活支援対策などが位置づけられました。在宅介護支援センター在宅で寝たきりの高齢者の介護や看護の相談に乗る窓口です。ほとんどの在宅介護支援センターは老人ホームや病院などに併設され、24時間体制で相談を受け付けています。ショートステイ1週間くらいの間、老人ホームなどで高齢者を預かるサービスです。「短期入所事業」ともいわれます。通所介護在宅の高齢者に施設に通ってもらい、生活指導、機能訓練、食事、入浴、健康チェックなどさまざまなサービスを日帰りで提供することです。デイサービス老人ホームやデイサービスセンターで、昼間に限って高齢者を預かるサービスのことです。ノーマライゼーション高齢者が「普通に生活する」ことを意味します。高齢者を施設に隔離するのではなく、健常者とともに助け合いながら生活していくのが正常な社会のあり方とする考え方のこと。またそういった社会福祉政策をいいます。有料老人ホーム公的補助のない、完全な民間経営の老人ホームです。日常生活のサービスが付帯するものから、終身介護を目的とするものもあります。ユニバーサルデザイン製品や建物、環境を、あらゆる人が不自由なく利用できるよう、はじめから考えてデザインするという概念です。要介護認定介護保険制度の介護給付を受けたい人が、要介護状態区分のいずれに該当する状態にあるかどうか、市町村が行う認定のことです。老人保健施設比較的長期間にわたって、介護の必要な高齢者を預かる施設です。入院の必要はないが日常生活の自立が困難な高齢者を中心に、自立支援と家庭への復帰をめざします。高齢者医療制度（老人保健制度）日本ではかつて老人医療費が無料の時代もありましたが、急速な高齢化により老人医療費が大きくふくらんだため廃止となりました。これを受け、新たな「老人保健制度」が創設され、自己負担額の見直しなど医療保険制度の改革がたびたび行われてきました。そして平成20年、「高齢者医療制度」と名称も内容も刷新。現在は65歳〜75歳未満の前期高齢者と、75歳以上（寝たきりの場合65歳以上）の後期高齢者を対象とした医療費制度となっています。06
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