ナイキ総合カタログ2025改訂版
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耐工具試験(TL)セキュリティルーム・・・・・・・・・656耐火金庫・・・・・・・・・・・・656〜659投入式耐火金庫・・・・・・・・・・・・659防盗金庫・・・・・・・・・・・・・・・・・・660小型耐火金庫・・・・・・・・660〜662特殊耐火金庫・・・・・・・・・・・・・・662学籍薄保管庫・・・・・・・・・・・・・・663耐火ファイル・・・・・・・・・・・・・・663手提金庫・・・・・・・・・・・・・・・・・・663ホテルセーフ・・・・・・・・・・・・・・663金庫試験方法金庫を炉内に入れ、JISが定める標準温度曲線に従って規定時間加熱し、加熱終了後は、炉内で自然放冷する。試験方法 急加熱を行った後、加熱炉から金庫を出し、9.1m(30フィー ト)の高さより落下させる。再度、加熱炉に入れ、規定時間加熱する。加熱終了後は過熱炉内で自然放冷する。試験方法事前に提出した図面をもとに弱点を検討し準備の上で、規定の工具を使い、次の3種類の破壊試験を行う。・A系列:施錠機構への攻撃・B系列:扉及びカンヌキへの攻撃(扉こじ開け)・C系列:侵入口を空ける(φ100mm)一般紙用30分間耐火性能試験合格フレキシブルディスクカートリッジ用1時間耐火性能試験合格UL認証1時間耐火性能※UL規格はアメリカ保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories Inc.)が策定している製品安全規格です。耐工具15分試験合格耐火金庫(TS-15認定品)用シール合格基準 一般紙用の場合、庫内の最高温度が177℃以下であり、庫内に入れた新聞紙が判読可能であること。合格基準試験体に破裂がなく、施錠状態を維持していること。また、金庫内に入れた新聞紙が判読可能であること。合格基準侵入口の開口を防ぎ、全ての試験が実施時間以上経過した場合。一般紙用2時間耐火性能試験合格防盗(耐破壊性能)試験合格耐溶断30分試験合格防盗金庫シール耐火金庫大切なものを火災から守る防盗金庫大切なものを盗難から守る耐火金庫の耐用年数は製造後20年です。耐火金庫とは、「火災対策」の性能を持った金庫です。JIS規格に基づき、建物火災から震災による衝撃や二次火災としての火災まで、大火災時の消火活動が困難なケースを想定し、耐火試験の基準が設けられています。防盗金庫とは、耐火性能に加えさらに「盗難対策」の性能を持った金庫です。日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)により、あらゆる工具による破壊行為を想定し、防盗試験の基準が設けられています。金庫には「耐火金庫」と「防盗金庫」があります654大切なものを守るために、正しくお使いください。 標準加熱試験 [ 徐々に広がる火災を想定した試験です。] 急加熱・衝撃落下併用試験 耐破壊性能試験(TS-15) 耐溶断・耐工具試験(TR・TL) [ 電動工具、簡易な手動工具による破壊行為を想定した試験です。]耐火金庫性能 JIS(日本工業規格)で規定する各試験項目に合格していることを表示しています。防盗金庫性能 日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)で規定する各防盗試験に合格していることを表示しています。JIS認証製品とは第三者機関(登録認証機関)による客観的な審査・評価試験を行い、製品に対する性能・品質の信頼向上を目的としたJIS認証取得制度によって、JISマークの表示を受けた製品です。通常製品については、JIS各試験項目のうち、耐火性能や耐破壊性能のみを第三者機関で試験・合格。その他項目はメーカーの品質管理の基に生産された製品です。一般紙用1時間耐火性能試験合格急加熱・衝撃落下性能試験合格耐工具30分試験合格表示マーク:耐火金庫シール一般紙用3時間耐火性能試験合格収容物シール [ 急激な発火による温度上昇や、爆発による衝撃を想定した試験です。] [ ガス溶断機、電動工具などによる大掛かりな破壊行為を想定した試験です。]JIS認証製品防盗金庫と耐火金庫はJIS規格耐火性能を備えています。製造後20年を経過してのご使用は、耐火性能が低下し、火災時に収容物の変質または焼失の恐れがありますので、新品と交換されることをおすすめします。日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)では、金庫の扉裏に種類や特長、使い方、収容物に関する事項などを表示したシールを貼ることで、ご使用になられる方に注意を促しています。16

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