NAIKI総合カタログ2018デジタルブック
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東日本大震災の発生後に行った調査では、高層階になるほど家具類の転倒・落下・移動の割合が大きくなっていることがわかりました。これは、東日本大震災が長周期地震動であったことが一因と考えられます。東日本大震災では、高層階になるほど家具類の転倒・落下・移動が増えました。参考:東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」【長周期地震動の特徴】① 海の波のように遠くまで伝わります。② 地震動が終息したあとも、建物が数分に渡って揺れることがあります。③ 東海・東南海・南海地震などのM8クラスの地震が起こると、都内の50階ビルでは片振幅2mに達する揺れが10分以上継続する可能性があります。④ 高い建物の高層階が被害を受けやすい特徴があります。(建物や地域によって異なる。)■ 都内における階層別の家具類転倒・落下・移動発生割合中高層超高層上に行くほど激しく揺れる全体でゆらゆら揺れる11階以上(N=36)6~10階(N=204)3~5階(N=202)1又は2階(N=214)0102030405047.2%31.9%23.8%16.8%(%)(平成23年東京消防庁調べ)地震対策について考えるには、まず地震が発生すれば人はどのような状況に陥り、オフィスはどのような被害に見舞われるのかを確認することが大切です。震度と揺れ等による状況(概要)震度6弱で人は立っていられなくなり、震度6強ではほとんどの家具類が移動し、倒れるものも多くなります。人は揺れを感じない。震 度0・ 大半の人が恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。・棚にある本が落ちることがある。・ 固定していない家具類が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。震 度5弱オフィスで静かにしている人の中には揺れをわずかに感じる人がいる。震 度1・物につかまらないと歩くことが 難しい。・棚にある本で落ちるものが多くなる。・固定しない家具類が倒れることがある。震 度5強オフィスで静かにしている人の大半が揺れを感じる。震 度2・ 立っていることが困難になる。・ 固定していない家具類の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。・窓ガラスが破損、落下することがある。震 度6弱オフィスにいる人のほとんどが揺れを感じる。震 度3・ はわないと動くことができない。 飛ばされることもある。・ 固定していない家具類のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。・大きな地割れが生じることがある。震 度6強・ほとんどの人が驚く。・天井からの吊り下げ物は大きく揺れる。・座りの悪い置物は倒れることがある。震 度4耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では、倒れるものが多くなる。震 度7参考:国土交通省 気象庁 震度と揺れ等の状況(概要)まず、地震の際、どのような危険が伴うのかを考えましょう。地震に備え、どのような心構えが大切?421ワークシステムデスクシステム事務用チェアー・輸入チェアーローパーティション収納家具・ファイリング用品書庫・キャビネットロッカー金 庫防災・地震対策用品セキュリティー用品会議用テーブル会議用チェアーコミュニケーション・リフレッシュ用家具プレゼンテーション機器・黒板役員室用家具応接セットロビーチェアーカウンターオフィス・ロビー用品オフィス周辺什器レセプション用家具間仕切り移動ラック・シェルビングラック・工場備品高齢者福祉施設・病院用家具学校用家具店舗用家具09防災・地震対策用品

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