オフィス空間の専業メーカー、株式会社ナイキです。

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成長エピソード

同じデザインの仕事と言ってもここまで違うんですね。
では、今度は2人が仕事で成長した瞬間を聞きたいと思います。

北沢 私が一番成長したなと思った仕事は、2011年に全面的に任された大規模な引越しの案件です。オフィス家具には他社の商品も 混ざっていました。それらを1つ1つ調べ、レイアウトを組んだんです。最初は「本当に大丈夫か」って、ずいぶん心配されて いたと思います。問い合わせは毎日のように入ってきましたし、レイアウト変更もしばしば。今思えばキャパを超えてたな、と感じますし、多くの方々に迷惑をかけましたね。ですが、それでも一生懸命に資料を作り、打ち合わせを繰り返しながら前に進めていきました。自分ひとりで出来ることも限られているので周囲のスタッフの協力を得ながら、スタッフみんなで乗り越えました。
大変でしたよ。ですがその分得るものも多く、何よりも「もしまた引越しすることがあれば、北沢さんを指名するからね。」と言ってくれたお客様の一言が最高に嬉しかったですね。

デザイン職写真3

高本 僕が成長したと思った瞬間は今でも忘れません。大学卒業後、入社してすぐなんです。上司からいきなりデスクの一部を任されて・・・何も知らずに大学で学んだデザインの知識を活かして作りました。しかし上司からの一言は「使えないで・・・」って。正直何が悪かったのか分かりませんでした。しかし、こう教えていただきました。「企業のデザインと大学のデザインは違う。企業のデザインは売れるデザインじゃないといけない」と。いきなり衝撃を受けましたね。デザインに対する考え方、そしてものづくりに対する考え方が変わった瞬間でした。今は仕事の数をこなすこと、そして日々の仕事の中でしっかりと学ぶことを意識して仕事に取り組んでいます。

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それぞれのこだわり

仕事の中で成長してきたお二人ですが、仕事に対する、そしてデザインに対するこだわりを教えてください。

北沢 どんな時も「分かりやすく」を意識しています。私はお客様とのやり取りの中で、提案書や資料を出すことが多くあります。お客様にきちんと伝わるよう、"分かりやすく、見やすく"を常に心がけて仕事に取り組み、たとえデザイナーが説明しなくても分かるよう表現を工夫をするなど、お客様の視点に立って考えるようにしています。そこがデザインという仕事へのこだわりですね。

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高本 いつもデザインを考える時には、現状のデザイン・トレンドのデザイン・大幅に変えたデザインと3パターンを用意し、チームで議論するようにしていますね。僕のこだわりは "ちょっと"を付け加えるということ。もちろん万人にうけるデザイン、売れるデザインを考えることが重要です。しかし、今あるものをより高機能に、より使いやすく、より良いものにするために、"ちょっと"した工夫をいつも考えています。

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